投稿

5月, 2025の投稿を表示しています

ロレックスのオイスターパーペチュアルやエアキングなどに採用されていましたが2010年を最後に姿を消し、現行モデルには見られない仕様です。

 突然ですがモータースポーツの世界では5〜6月にかけての時期はビッグイベントが続くシーズンです。 5月の「インディアナポリス500」を皮切りに、F1「モナコグランプリ」、そして6月の「ル・マン24時間レース」。 いわゆる「世界三大レース」がすべて集中するまさにエンジンの季節です。 近年、F1やル・マンといったトップカテゴリーの多くは、エンジンと電力を組み合わせた「ハイブリッドカー」へと進化しています。 それでもなお、甲高く響く排気音(エクゾーストノート)や、タイヤが路面を掻きむしるスキール音には、 HERMES激安 今も昔も心を揺さぶられるものがあります。 もちろん、これは男性だけでなく、女性のモータースポーツファンの皆さまにとっても同じかもしれません。 そんな無骨なこだわりを腕元に添える、「エンジン」の名を持つベゼル、「エンジンターンドベゼル」を備えた時計をご紹介いたします。 インデックスに対応する時間表示部分は鏡面に、その間の部分は細かい筋掘りで構成された、無骨なボリュームのあるベゼルが通称「エンジンターンドベゼル」。 ロレックスのオイスターパーペチュアルやエアキングなどに採用されていましたが2010年を最後に姿を消し、現行モデルには見られない仕様です。 由来には諸説あり、たとえばプロペラ機の空冷星型エンジンを模したという説や、旋盤加工によってこのベゼルに施される装飾工程自体を“エンジンターンド”と呼ぶという説があります。 ポリッシュドベゼルのオイスターケースは、『バランスの取れた完璧なデザイン』という印象を与えますが、ベゼルがエンジンターンドになるだけで、一気に『無骨』で『男臭い』雰囲気へと変わる気がします。 まるでエンジンオイルの匂いが漂ってくるような、そんな感覚さえ覚えます。 端正で完璧な印象はそのままにワイルドな要素が加味され、なんとも魅力的なルックスです。 かつてはロレックスの兄弟ブランドだったチューダーにもエンジンターンドベゼルを備えた時計が存在します。 チューダーの盾マーク、バーインデックス、巻き込みブレスレット、そしてエンジンターンドベゼル。 これらのディテールが織りなすデザインは、オイスターケースに由来する完璧なフォルムをそのままに保っています。 そこに「TUDORらしさ」や「エンジンターンドベゼルの個性」が加わることで、ロレックスとは...

ビジネスでは見せられないもうひとつの顔を表現するための理想的な時計といえる。

 機能は現代的に改められている。両方向巻き上げ式の自動巻きムーブメント、Cal.TH20-00を搭載しており、パワーリザーブは約80時間と現代的だ。頻繁に主ゼンマイを巻き上げなくても安定した駆動が続き、平日の使用にも、週末のオフにもストレスを感じさせない仕様となっている。ケースバックはシースルーで、ローターの動きやコート・ド・ジュネーブ装飾が楽しめるのも、機械式時計ならではの醍醐味だ。 見た目も中身も妥協のない作り込みが光る1本。オンオフ問わず活躍する機械式クロノグラフを探している30代男性にとって、今まさに選ぶべきモデルだ。本作なら、時計としての完成度と日常になじむデザイン、その両方を手に入れられる。自動巻き(Cal.TH20-00)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約80時間。SSケース(直径44mm)。100m防水。93万5000円(税込み)。 「タグ・ホイヤー カレラ スポーツクロノグラフ」は、モダンかつスポーティーなデザインを特徴とする腕時計だ。いくつかのバリエーションが展開されているうち、本作はサーキュラーサテン仕上げが施されたブルーダイアルとブルーのセラミックス製ベゼルが組み合わされた、爽やかな1本となっている。また、光を受けてさまざまな表情を見せるダイアルは、一方でインダイアルにスネイル状の加工が施されることで、強い光源下でも高い判読性を獲得している。  ケース径は44mmとやや大きめだが、全長は短く、また厚すぎないため、装着感は思いの外良い。ステンレススティール製のブレスレットは、ヘアラインとポリッシュを巧みに使い分けることで、スポーティーさの中に上質感を漂わせている。  ムーブメントは前掲の「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」と同じく、Cal.TH20-00を搭載している。パワーリザーブ約80時間の実用性や、シースルーバックからのぞくムーブメントを鑑賞できるという審美性を備えているのだ。 「タグ・ホイヤー フォーミュラ 1 クロノグラフ」Ref.CBZ2082.FT8096は、2025年に発表された、同ブランドの最新作だ。モータースポーツの熱量を手元に宿すような1本となっており、レースの興奮をそのままデザインに落とし込んだこのモデルは、スピード感と個性を求める30代男性にこそふさわしい。特にオンとオフをしっかり切り替えたい...