着用する人を選ばない点も魅力となる。

 パイロットウォッチやダイバーズウォッチといったツールウォッチから、クラシカルなドレスウォッチに至るまで、多彩なラインナップを取りそろえる老舗時計ブランド、ロンジン。実用的な機械式腕時計が誠実な価格帯で展開されており、50万円前後で選択肢に加えやすい。


 ピックアップした「ロンジン スピリット ZULU TIME」は、空、陸、海の各フィールドで活躍したパイオニアたちの精神が息づく「ロンジン スピリット」コレクションのGMTモデルだ。アンスラサイトカラーのダイアルにアラビア数字インデックス、グリーンのベゼルを組み合わせたフェイスは、味わい深いクラシックなスポーティーテイストを演出している。一方で、ゴールドカラーの差し色によって、華やかさが添えられている点も特徴だ。


 搭載するムーブメントCal.L844は、C.O.S.C.(スイス公式クロノメーター検定協会)公認の精度を有しており、約72時間のパワーリザーブと相まって、実用的だ。また、ケース径は39mmで、手首が細めの男性でも着用しやすい。そのシックな出で立ちは、プライベートシーンはもちろんのこと、少しフォーマルなジャケットスタイルにも合わせやすい。


 ロレックスのディフュージョンブランドとしての歴史を持つチューダーも、50万円前後の機械式腕時計を選ぶうえで、本命のひとつとなる。この予算であれば、チューダーの代表的なコレクションである「ブラックベイ」がおすすめだ。ピックアップしたのは「ブラックベイ 54」で、チューダー初のダイバーズウォッチとして1954年に登場した「Ref.7922」を踏襲したモデルだ。


 そんな本作の魅力は、言わずもがな、ヴィンテージテイストにあふれるダイバーズウォッチスタイルである。日付表示やリュウズガードは無く、逆回転防止ベゼルも最低限のスケールのみが記されるなど、無駄のなさが際立っている。また、ダイアル上ではロリポップ秒針やスノーフレーク針が目を引く、チューダーの伝統を感じさせる仕上がりだ。直径37mmのコンパクトなケースサイズであるため、着用する人を選ばない点も魅力となる。


 200m防水をはじめとする高い機能性に、飽きのこない黒主体のカラーリングも相まって、デイリーユースに向いたダイバーズウォッチといえるだろう。搭載するムーブメントは自動巻きCal.MT5400で、C.O.S.C.公認の優れた精度に、約70時間の実用的なパワーリザーブを備えている。


 2024年で創業120周年を迎えるオリスは、機械式時計の魅力を発信し続けるスイスの時計ブランドだ。価格と性能のバランスが良い機械式腕時計がそろっており、もちろん50万円前後のコレクションも数多くラインナップされている。


 オリスからは、「ビッグクラウン ポインターデイト」のブロンズケースモデルをピックアップした。ブロンズケースの中で際立つボルドーカラーダイアルが特徴の1本だ。1938年より愛され続けているデザインは健在で、操作性の高い大きめのリュウズや、クラシカルな三日月型のポインターデイト針が存在を主張している。


 40mm径のケースは5気圧防水。また、ムーブメントはパワーリザーブ約38時間の、Cal.754を搭載する。なお、ブロンズ製のケースは経年変化によって、使い込むほどに味が出てくる点も魅力となる。ルイヴィトンコピー激安長年着用することで風合いが変化する本作は、所有する喜びを感じさせ、毎日着用したい腕時計となってくれるだろう。


 ドイツ・ハンブルグの銀行家アルフレッド・ネヘミアスとベルリンのエンジニアであるアウグスト・エーベルシュタインが、1906年に立ち上げた「シンプロ・クィラーペン・カンパニー」から歴史をスタートさせたモンブランは、高級筆記具で広く知られる。1997年より時計事業にも参入しており、さらにムーブメント製作の名門であるミネルバを傘下に収めたことで、時計製造の伝統を継承しているブランドでもある。そのクラフトマンシップには定評があり、アルプス山脈の最高峰であるモンブランをオマージュしたブランドエンブレムが、そのアイコンとなっている。


 モンブランからピックアップしたのは、ブランド初のダイバーズウォッチとして登場した「1858 アイスシー オートマティック デイト」だ。本作で目を引くのは、「グレーシャーダイアル」と名付けられたダイアル。ひび割れたようなディテールはモンブラン山脈最大の氷河をモチーフとしており、独特の質感は見るほどに新たな発見があるだろう。モノクロカラーゆえの汎用性の高さと、個性の演出を両立した1本だ。


 300m防水や逆回転防止ベゼルといった、本格的なダイバーズウォッチとしての仕様も本作の魅力となる。搭載するムーブメントはCal.MB 24.17で、パワーリザーブは約38時間だ。腕時計だけでなく、筆記具やバッグ、財布についてもモンブランに統一することで、さらに所有する満足度を高めることもできるだろう。



関連リンク:https://www.youtube.com/watch?v=75gdsawSTiY

コメント

このブログの人気の投稿

ロゴが少し違うだけで同じデザインの時計ばかりが流通することに疑問を感じていたそうだ。

日本のみならず、今回も世界中の多くの都市で販売され、行列を作った様子がSNSに投稿されています。

ウブロ  ビッグバン フェラーリ セラミック 401.CQ.0129.VR コピー