ローターがどちらかの方向に少しでも動くだけで、主ゼンマイに確実に60時間のパワーリザーブへ蓄えられます。
スケルトンのローターからは、サーキュラーグレインとジュネーブ・ストライプで飾られたムーブメントを堪能することができますこのムーブメントには、1950年代にIWCの元技術部長だったアルバート・ペラトンによって開発された、効率的な自動巻き機構が組み込まれています。ローターがどちらかの方向に少しでも動くだけで、主ゼンマイに確実に60時間のパワーリザーブへ蓄えられます。
ハート型カムや コハゼなど大きな負荷のかかる部品は、ほとんど摩耗の生じない酸化ジルコニウム・セラミック製となっています。つまり、長期間使用しても自動巻きの巻き上げ効率は変わらず、また手巻きでリューズを巻き上げても内部パーツが摩耗しにくいというメリットがあります。
IWCの時計技師のリーダーを務めていたクルト・クラウスが、様々な変則性のあるグレゴリオ暦を腕時計のための機械的なプログラムに変換するという、技術的な挑戦に取り掛かったのは1980年代初頭のことでした。1985年の「ダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー」でデビューした彼の精巧な永久カレンダーは、わずか80個の部品しか使われていないにも関わらず、日付・曜日・月表示の他、4桁の西暦やムーンフェイズまで表示します。このスマートな機械式プログラムは、各月の日数の違いを自動的に判別するだけでなく、4年ごとの閏年には2月末日に1日を追加します。また、ムーンフェイズ表示は、実際の月の満ち欠けとの間に生じる誤差が577.5年間でたった1日分という精度を誇ります。すべての表示が完璧に同期し、リューズを回すだけで簡単に調整することが可能です。さらに、センチュリースライドを搭載したモデルは2499年まで日付を表示し続けることが出来ます。このカレンダーの微調整が必要になるのは、世紀が始まる年で閏年のない2100年、2200年、2300年のみです。永久カレンダー搭載のいくつかのモデルは、北半球と南半球の月の姿が鏡像のように描き出されるダブルムーンフェイズ表示を備えています。
続いてベルトですが、保存された固有のID番号によって追跡可能なスイス製カーフレザーが組み合わされています。ダイヤル上のムーンフェイズやブルー針と同じ色味のストラップが採用され、とてもスマートな印象です。
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ナチュラルで着け心地の良いソフトな仕上がりのストラップは、現代的でラグジュアリーな見た目となっております。
今回のIWC ポートフィノ・パーペチュアル・カレンダーの感想ですが、これは実際に見てみると、非常に素晴らしい時計だと感じました。直径40㎜のコンパクトで丸みのあるケースに、複雑機構を収めたこのモデルは、とても美しくIWCらしいこだわりが存分に詰まっており、腕につけるととても心踊りました。ラグのやさしく湾曲したフォルムも腕に沿ったデザインで着け心地がよく秀逸なデザインだと思います。
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